SUGO 400KM耐久ロードレース参戦記 その2

さあ、決勝レース。と言っても10位に入ればOKてなかんじなので、
のんびり準備をしてると隣のピットからライディングスポーツの石川君がやって来て、
「焼肉をかけて、勝負」とのこと。
(注)石川君とは、SS250からの友人で、共に現役からはなれている。

がぜんピットの雰囲気がかわり、監督までやるきまんまん。
こうなっては、ライダーとしても否応なしに気合いがはいる。

いよいよ決勝スタート。
ル.マン式スタートなので、第一ライダーの横内君がマシンに駆け寄り
キック一発、二発、三発。エンジンがかからない。
やっとスタートしたときは、ブッチギリのビリ!焼肉が.....
その後30分ほどして、横内君が石川君に追い付き、ホームストレートでは横内
ストレートエンドでは石川、3コーナーでは横内が抜き返す。
 はたから見てると、”はらはらドキドキ”のドッグファイト。

 しかしそろそろライダー交代、俺らの出番。
横内君からマシンを受取りコースイン、マシンとコースの様子を確認しながら、
序序にペースを上げていく。
五、六周すると前を走っていたマシンに追い付きなんとか抜こうとしたら、
リアタイヤが大きくスライドしあわや転倒しそうになった。
思ったよりもタイヤの消耗が激しいようで無理ができなくなった。

 石川くんのチームもライダー交代により俺らより後ろにいるので
最悪彼等に抜かれなければ良いということでペースを安定させる。
トータル50分程走ったところで二度目のライダー交代。

 60ラップ時点で11位まで順位を上げることができた。
その後石川くんのチームもライダー交代を行い
再び横内と石川のサイドバイサイドのバトルが始まった。

お互いタイヤがかなり消耗しているのでひやひやしながら見ていると
ついに石川くんがヘヤピンで転倒焼肉がぐっと近くなった。

 その後、横内くんはたんたんとラップし90ラップ目に
なんと5位まで上がることができた。

 ここで最後のライダーチェンジラスト20ラップを俺らが走ることになる。
コースインしてみると思った以上にタイヤの消耗が激しくひやひやしながら
走っていると、6位を走っていたZXR400に抜かれてしまった。
これは、まずいとペースアップしたがやはり思ったようにはペースが上がらず
6位でチェッカーとなった。

 総合結果6位 sp250クラス3位

思った以上の成績を収めることができた。

 今回のレースで協力していただいたブリヂストンタイヤ、Agip、クシタニ、
ファイヤーガレージ 各位に感謝いたします。

ps.8月16日現在焼肉の約束は果たされていない............

映像で贈る!!  ”SUGO 400KM耐久ロードレース参戦記”
  1. 車検風景!
  2. 決勝前の最終チェック!
  3. グリッド上にて!
  4. スタート直前!
  5. さあ〜スタート!
  6. 無事 400km完走!!
  7. SP250クラス3位 シャンペンシャワーだ!!
  8. スタッフの皆さんありがとう!!
SUGO 400KM耐久ロードレース参戦記 その1

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