08年末恒例ペンタグラム杯ミニバイクレース参戦記

12月7日(日)白糸モーターランドで行われたペンタグラム杯に参加してきました。 今年こそは準備万端のはずが、やっぱり色々ありました。 まずはオイラのエイプRーIV、最後の練習が終わってからフォークのシールがダメになっているのが分かって フォークのO/Hする事に。組み上げてみるとなんか柔らかいかな? フリー走行で様子を見る事にした。NSFの方は・・・。 今年のライダーはレギュラーライダーの坂井君に加えて、以前同じ職場だった山本君、今年全日本GP250に参戦してランキング10位となった星野君とオイラである。渡辺くんは昨年の怪我で今年は監督をしてもらいました。
フリー走行
当日、今期最低の冷え込みでタイヤウォーマー掛けても少々不安。 4,5周かけてタイヤを暖め徐々にペースアップ、するとやっぱりフロントがだめだ。 各コーナーで暴れるし、フルブレーキでは底着きする。やはり柔らかすぎた。 ピットに戻って油面を上げる事にした、キャップ1杯分(いい加減ですか?)オイルを足して コースイン、時間が無いので底着きしないかだけチェック。何か良い感じ、このセットでスーパースプリントに挑む事にした。一方NSFはシフトスピンドルが曲がっている事が判明!急遽交換作業開始。 どうにか間に合ってスプリントのグリッドに着く。 昨年は4位だったので、今年はなんとかそれ以上を狙うぞ!
スーパースプリント
グリッドは年齢順でオイラのブッチギリポール!セカンドの方が40で最後尾が15歳、ほとんど親子対決! エントラントを見てみると、今年もかなり厳しい! 18ラップのスプリント、スタートが命!昨年同様スタードダッシュで1コーナーへばっちり決まってホールショット!今年はどこまで逃げれるか? 後ろには全日本で走っているライダーや地元の速い子もいる、でもなんか今日は妙に冷静で自己ベスト近いタイムで周回を重ねられた、なんてったって2周目から38秒台に入っていたらしい。 そして運命の12ラップ目のストレートエンドでついにゼッケン8番に抜かれてしまった。 これ以上抜かれてはいけないので後ろを確認、あれ?3番手のライダーとはかなり離れているし少しづつ離れているようだ。こうなれば8番に集中してのライディングしたがにじにじり離れて行く。最終的にはトップに2秒少し離されて2位でチェッカーを受ける事が出来た。
4時間耐久予選
タイムアタッカーは星野君、新品タイヤでコースイン。徐々にタイムを上げて行き37秒後半に入ったもののなかなかそれ以上上がらない、あっという間に予選終了で公式タイム37.653で予選3番手になった。


4時間耐久決勝
スタートライダーーは星野君で坂井君→星野君→山本君→星野君→オイラ。 スタートしてしばらくは8番を後ろに付けて37秒台でコンスタントに周回を続け気が付けば独走でトップ! そのまま2位を引き離し坂井君にバトンタッチ。実は星野君スプリントで転んでしまって足を怪我してしまったのだ。そんな事があったにもかかわらず凄い走りであった。坂井君はハデさは無いものの確実に38秒台で走り順位をキープ。そしてまた星野君相変わらずのペースで2位以下を引き離して山本君にライダーチェンジ。ほとんどブッツケ本番の割にはなかなかのペース40秒前後で走ってくれてまたまた星野君の番。 怪我をしてるのに申し訳ないと思いながらもコースへ送りだした。流石に若干ペースは落ちてきたけど37〜38秒台での走行、そしていよいよオイラの出番。一番美味しいところを走らせてもらいました。

2位とは何ラップあるのか解らなかったので、渡辺監督にヤバそうだったらサインを出してもらうように頼んで星野君とバトンタッチ。代わりしなにタイヤがかなりヤバいよと星野君から聞いてスタートしたけど、大丈夫だろうと鷹を括っていた。NSFには練習でもほとんど乗っていなかったけどはじめはそれほど違和感は無かった。ペースを上げて行くとエイプとの違いがはっきりしてきてそれを修正しながら走っていると2位のマシンに抜かれてしまった、アドバンテージはまだかなりあるけれどそれではいけないとペースアップ!したとたんの5コーナー、ここは自分的には大好きなコーナー。いつものようにスパッと入って行ったら、あれ?グリップしない!危なく転ぶとこでした。なんかミスをしたのかと他のコーナーでも試してみたら、やっぱりグリップしない。星野君の注告が脳裏に浮かんだ。この状態でよく彼は37〜38で走っていたなと改めて感心させられました。そうこうしてたら監督から何やらサインが出ていた、突然だったのでペースを上げろ!なのか、遅いからライダー交代!なのかわからず、次の周確認と思ったらサインが出て無い。(???)ま〜いいやこのまま走ろうってことで39秒位を維持しつつ昔同じチームで走っていたN君とバトルしたりして無事チェッカーを1位で受ける事ができました。後から聞いた話ですが監督のサインは2位に7ラップ差があるから無理するなだったそうです。

BACK